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にわかファイターズファンのブログです

岡大海選手&近藤健介選手インタビュー書き起こし(2016/11/2 ファイターズDEナイト放送分)

11/2(水)のファイターズDEナイトで放送された、岡大海選手と近藤健介選手のインタビューがとてもよかったので、いまさらながら書き起こし。

日本一が決まった10/29の深夜に収録されたもので、インタビュアーは斉藤こずゑさんとHBC川畑アナ。

 

www.hbc.co.jp

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■祝!日本一

(こず)日本一ですけど岡さん、いかがですか?
(岡) そうですね、やっぱり最高ですね。日本一になるっていうのは。はい。
(こず)近藤さんは?
(近藤)本当にうれしいの一言に、はい、尽きます。
(こず)実感はありますか?
(岡) いやぁー、まだあんまりないですけど。でも携帯とか見てると、すごくメッセージもらえてたんで、そしたら「あー優勝したんだなぁ」っていうのを思ったりはしましたね。
(こず)まだ誰かと連絡を取ったりはしてなくて?
(岡) そうですね、まだ返すことは出来てないです、はい。
(こず)近藤さんはどうですか?実感っていうのは。
(近藤)そうですねぇ、実感はまだ全然ないですし、僕が言うのもなんなんスけど、よくこのチームで優勝できたなって…
<一同、笑い>
(近藤)はい、感じはします。
(川畑)すごいこと言うなぁ(笑)
(こず)え、それはどんなところからですか?
(近藤)いやもうだって、力からしたらやっぱホークスがダントツありますし、まぁでもやっぱり、チーム力、チーム一丸となって戦うのはホークスより上だったのかなと思いますけど。ま、個々の力は全然(ホークスの方が)上なんで。まぁよく勝てたなって感じはしますね。
(こず)そういう力が上だなーっていうチームと戦ってきて、そこをファイターズが勝つっていうのはやっぱりチーム力ってことですか?
(近藤)はい、まぁそうっスねぇ、やっぱり打倒ホークスとしても入ったシーズンなんで、やっぱりそういう意味では、リーグ優勝して、またクライマックスもホークスに勝って、良かったかなとは思いますね。
(こず)岡さんは、どこがファイターズがここまでこれた要因だと思いますか?
(岡) そうですねぇやっぱり、近ちゃんも言ってくれましたけど、やっぱりチームが一丸となっているところだと思いますし、あのー試合前の声掛けであんなにピッチャーも来て、声出して試合に向かって行くっていうのは、他の12球団見てもないのかなってのは思いますし。そういう部分ですごく、はい、一致団結して出来たかなとは思います。
(川畑)やっぱりピッチャーと野手って練習メニューも違いますからどうしても動きが違う部分もあるんですけど、その辺りファイターズはお互い近いところがありますもんね?
(岡) そうですね、やっぱり試合前ああやって、声出しもそうですけど、普段からもすごく声もかけてくださいますし、そういう部分ではすごく近い存在ではありますね。

 

 

■大海のデッドボール事件

(こず)もー団結したといえば岡さんのデッドボール*1でしょう!
(岡) どぉーですかねぇあれが良いのか悪いのかはちょっと…僕の口からは(苦笑) 分かんないんですけど、はい。
(こず)当たったところは今どうなってますか?
(岡) あざにはなってますけど。はい。
(こず)あの時、1回ピッチャーの方に向かって行きましたよね。中崎さんのところに。
(岡) うーん、どうなんですかねぇ(苦笑)
(こず)向かってましたよね?近藤さん、ねぇ。
(近藤)向かってました!
(川畑)ハハハ!
(こず)確実に行ってましたよね!
(近藤)はい。僕も一番にベンチ出ました。
(こず)中田さんより早く?
(近藤)はい。まぁ僕は止めに行ったんですけどね。
(川畑)普段のお話などを聞いてる限りでは、岡さん温厚な方なのかなって思ってたんですけど、あの場面は一瞬でしたけど闘争心むきだしでしたもんね?
(近藤)いや、そういうタイプです!
(こず)そうだったんですね!
(川畑)やっぱり燃える男だったんですか。
(近藤)はい。もうあのヒット打った時のガッツポーズ、見ててください。激しいですから。
(こず)あの、一回転してたりしますもんね。じゃあもう男の中の男ということなんですね、私たちのイメージは覆ったということで良いんですね?
(岡) どうですかねぇ…。
<一同、笑い>
(近藤)ま、乱闘で覆るのもイヤですけどね。
(岡) ねぇ(笑) まぁ野球の時はまぁそうですね、負けたくないっていう気持ちはありますし、そういう部分ではまぁあの、そういうこともあるのかと思います。

 

 ■フライ落球事件

(川畑)そういえばねぇ、勝ったから笑い話にできますけど、お2人守備の時に多少ね?センターとライトで…。*2
(こず)あ、あの時の2人ですね。
(岡) そうなんですよ。
(川畑)あの時の2人だなってふと思い出したんですけど。
(近藤)はい、このコンビなんです。
<一同、笑い>
(こず)そうか、そういうことだったんでしょうか。
(近藤)多分、広報が…。
(こず)なるほどねぇ(笑) どうでしたか?あの時は。
(近藤)いやもうほんとに、そのまま、埋まりたかったっス。はい。
(岡) 中田さんホームラン打った時ほんと神様に見えました。
(近藤)ほんと神様だ!って思いました。とりあえず同点にしてくれて良かったと。このまま1-0で負けてたらほんとに大変なこっちゃと思ってました。
(岡) はい、はい。
(近藤)もう絶対飛んでくんな!って思ってました。
(こず)ベンチ帰りたくないですよねぇ。はぁー。
(川畑)やっぱりお互いの声の連携がちょっとこう上手くいかなかった?
(近藤)いや!もう僕が悪いんで。僕が声出したんで、僕が取りに行かないといけなかったんスけど。まぁあの、セカンド、センター、ライトが取れる当たりだったんで、そこで1回僕が周りを見てしまって。もうその時点で後ろに落ちてたっていう感じですね。
(川畑)まぁ野球選手ってほんとに大変だなぁって思うのが、ああやって何万人が球場にいて、何百万人がテレビ見てラジオ聞いてっていう中で、必ずしも毎回いいプレーが出来るわけではない、たまにはミスもしちゃうっていう。ああいう時はどう切り替えるんですか?
(近藤)いやもう、切り替えられてないっスね。今日もフライ飛んでくんなって思ってました。
(こず)アハハ。でも今日ナイスキャッチありましたよね?
(近藤)いやもう、あれが普通なんで。
<一同、笑い>

 

■今シーズンを振り返って

(こず)いやでも、近藤選手は元々キャッチャー、内野も守って、そして今シーズンは外野で。今シーズン、いかがでした?
(近藤)まぁいろいろ経験させてもらって。ファームも行きましたし。やっぱり試合に出れる喜びだったり、そういうのも強く感じることができたんで。やっぱり、まぁ成績的には良くなかったですけど、今後の野球やっていく上では大事なシーズンというか、しっかりと心に刻んでおかないといけないシーズンかなとは思ってますね。
(川畑)岡さんはいかがでしたか、今年は。
(岡) そうですね、僕自身も怪我で苦しんだんですけど、まぁその時にほんといろいろな方からお手紙いただいたりとかしてほんと勇気をもらいましたし、はい、そういう意味ではひとのあたたみ…ん?あた…
(こず)あたたかさ?あたたかみ?(笑)
(近藤)ちょっとしゃべれないんで(笑)
<一同、笑い>
(岡) あたたかさ、をすごく感じたシーズンになりましたし。すごく皆さんに感謝したいと思います。はい。
(こず)岡さんはファンの方から一番もらいたいものはお手紙っていう。
(川畑)へー、モノより手紙なんですか?
(岡) そうですね、やっぱり怪我したときとかは、手紙を読んでると自分自身やらないといけないなって思いますし、すごく勇気をもらいます。はい。
(こず)どうですか。この、お手紙が好きな岡さん。
(近藤)はい。かわいいっスね。
<一同、笑い>
(川畑)とにかくもう栗山監督がね、岡選手が怪我から復帰するのを待って待って、待ちきれなくてね。「リハビリは上でやってくれればいいから、とにかく早く戻ってきてくれ」って。それだけ首脳陣にも期待されてっていうのを今年いろいろ感じる部分もあったと思うんですけど。
(岡) そうですねぇ、まぁ、早く一軍に上げていただいたっていうのもありますし、そういう部分では活躍しないといけないなってのも思いますし、試合出る以上は痛いとか言ってられないので。そういう部分ではすごく結果をまず出したいなってのは思いましたね。
(川畑)そういう意味で今年充実度っていうのはどうでした?
(岡) そうですね、良い意味でも悪い意味でもほんと充実してるなとは思いましたし、個人成績だけ見ると納得いかないのが多いんですけど。最後こうやってチームが優勝してくれたっていうのが僕自身一番うれしいなって思いますね。

 

■先輩後輩コンビ?

(こず)このお2人でお話聞くの初めてなんですけど、年齢も違うと思うんですけどすごく良い雰囲気ですね、なんかね。
(近藤)ほんとですか(笑)
(こず)なんか、仲良さそうーな空気を感じます。
(近藤)ありがとうございます(笑)
(岡) たぶん僕のこと先輩と思ってないんじゃないか…。
(こず)ちらっとそういう…(笑)
(岡) ですよねぇ。はい。
(こず)岡さんはどうですか、後輩、近藤さん。
(岡) そうですねー僕も後輩と思ってないですね(笑) 友だちみたいな感じになってますね。
(こず)じゃあこのままね、プレーにも生かしてもらいたいと思います(笑)
(岡) はい。

 

■最後に一言

(こず)リスナーの皆さん、ファンの皆さんに一言ずつお願いします。
(岡) はい。皆さんの応援で、日本一になることが出来ました。またあのー、パレードも、ファンフェスもあるので、その時一緒に、喜びましょう。ありがとうございました。
(近藤)えー、一年間暖かいご声援、ありがとうございました。ほんとに力をくれて、僕たちも、全力で戦うことが出来ました。はい。ありがとうございました!

 

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ときどきふにゃふにゃになりながらも芯のある語り口の大海と、愛ある先輩いじりを交えつつ的確かつ率直な受け答えの近ちゃん、ナイスコンビネーションでとても良いインタビューでした。

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道内のローカルテレビのインタビューとかが見れないので、ラジオで聞けるのすごくありがたい…。これからもDEナイトは真面目に聞こう。

*1:日本シリーズ第5戦、9回裏2アウト1,3塁で岡選手が受けたデッドボール。両チームのベンチから選手が飛び出し睨み合いに。

*2:日本シリーズ第4戦、4回表2アウト1塁の場面でエルドレッド選手のフライを岡選手と近藤選手がお見合いしてしまい落球、先制を許す。